パーソナルカラーとは?よく分かる解説の一部について解説を最新情報をもとに解説します!
私が色彩の勉強をしていたのが2005年、2006年。
上のタイトルにもあります通り、
色彩の効果の部分がさまざまな研究結果からアップデートされています。
簡単に言えばわからなかったことが分かるようになってきた、というニュアンスです。
その部分をピックアップして解説します!
それは色彩効果の1つ、対比現象です。

色彩の対比が起こる状況
対比は基本的に周囲の色との差が大きいほど起こりやすいです。
① 色の差が大きいとき
最も典型的です。例えば、赤の隣に緑、黄色の隣りに紫 のような補色関係の時に強く起こります。
② 明度差が大きいとき
明るい色と暗い色を隣に置くと起こります。これは 明度対比です。
③ 彩度差が大きいとき
鮮やかな色とくすんだ色の差でも起こります。これは彩度対比といいます。
※他にも面積の大きな色彩の近くに面積が小さい色彩が置かれていると大きさのある部分の色に影響を受けてしまうといわれる面積による対比現象もあります。
対比が起こらない(起こりづらい)状況
反対に、どういう状況の時に対比が起こりづらいのか、解説します。
① 同じ色相のとき
色相差が少ないと対比は弱いです。例えば、赤とオレンジが隣同士にあっても、どちらも温かみのある色彩で共通した特徴が多いので、起こりづらい例の1つと言えます。
② 明度差が少ないとき
似た明るさだと対比が弱くなります。例えば、似たような明るさのグレーが隣同士にある状態を指します。
③ 彩度が同じとき
似た鮮やかさだと変化が弱いです。例えば、くすんだ色同士、鮮やかな色同士がこれにあたります。
④ 境界がぼやけているとき
対比は「境界」で起きます。例えば、グラデーション(夕日の近くの空のような色の状態)がこれにあたります。
⑤ 距離が離れているとき
隣接していないと対比は弱くなります。

そもそもパーソナルカラー診断で、お顔の下に布(以下、ドレープ)をあてる状況で肌色とドレープの間に色の対比現象に近い効果が生じると考えられていました。
それが近年、
① 対比現象そのものはは昔と変わらず
② ただし、研究が進み説明が少し精密になった
③ そのため色彩検定テキストが改訂された
などの過程を経て、パーソナルカラー理論に関しても詳細な説明が加わったことで【対比】による影響についての説明が公式に変わりました。
結果として肌とドレープという素材の大きく異なる要素は、
パーソナルカラー診断のような位置関係では対比効果は直接的に影響する可能性が少ないまたはないという研究結果が公開されました。
公開されたのは2020年以降です。
そのため2006年に公開された当サロンのブログ記事は当時の最新のデータをもとに解説を行っていました。
今回、2020年以降にアップデートされた色彩の効果、対比について追記をさせていただくことといたしました。
昔は、対比=単純な視覚効果とされていましたが、
今は、対比=視覚システムの適応+空間処理というニュアンスの説明に変わっているとご理解ください。
色彩を学んでいる方々、色彩を仕事にされている方々が主に触れる部分ではありますが、旧ブログの追加情報として記事にさせていただきました。ご参考にしてください!



