今回は「カラーサロンの場所選び」についてお話しします。
職業によって向き不向きがやっぱり存在しますよね。
ネイルサロン、
美容室、
それぞれの仕事のスタイルに合わせた選び方をしますが、ではカラーサロンは?
長年カラーサロンを経営している経験談も交えて「パーソナルカラーサロンに相応しいルームとは」の一部をお話しします。
お客様に選ばれるカラーサロンの条件とは?
当サロンも新宿・渋谷で数回サロンを移転してきました。
さらに、カルチャースクール、美容サロン、百貨店内、企業セミナール―ムなども含めると、パーソナルカラー診断をしてきた場所は少なくとも20か所以上になると思います。
そんな経験からお客様の反応の良い部屋のルールが出来上がりました。
まずは基本の条件は、
・明るくてキレイ
・広い
・水回りが整っている
これは当たり前かもしれませんね。
普通に部屋を借りる感覚と同じような条件もできるだけ良いモノの方がイイですよね。
ただ自宅の一室を使って”おうちサロン”をしたい方や、予算の都合でこれらを求めるのに限界があったりするなら、別の角度で選べると良いですね。
それがカラーリストが診断しやすい場所かどうか?という今回の条件です。
選ばれるサロンにしたいならコレだけは!というポイントとして頭に置いていただければと思います。
それは、床→壁→天井の順に明度が高くなる(上がる)室内の配色になっているかどうか?です。
例えば床はベージュから白へ向かっていくようなイメージですね。
「天井に向かって明度が高い」良いワケは?
理由は2つです。
理由①お客様が広々と感じて頂ける空間になるから
理由②ドレーピングのブレを軽減することになるから
理由①お客様が広々と感じて頂ける空間になるから
あなたがサロンをいずれ持つイメージを持っていらっしゃれば、コレは共感していただけるのではないでしょうか。
部屋は上に向かって明度が上がる(高くなる)空間が、部屋を最も広く見せやすい部屋です。
反対に、天井から床に向かって明度が高くなるパーティー会場のような配色は、モダンさやオシャレ感たっぷり!特別感がありますが、窮屈さも感じやすい空間になります。
限られたスペースでも空間を広く感じていただくことは、お客様に診断を楽しんでいただく大切なファクターです。
理由②ドレーピングのブレを軽減することになるから
照明や窓からの自然光などさまざまな条件を整えてパーソナルカラー診断は行いますが、布の色をお顔に反射させる際に天井が最も明るい方が天候の影響を受けづらいと感じています。
これは私がさまざまな診断場所で行った体験談なので、実際に詳しく調べたりデータを取ったものではありません。
ただ真夏の晴天から、台風が来そうな雲行きのあやしい日まで、天井照明+補助照明の調整による診断の明るさを作るのが楽でした。
カラーリストの仕事は光のコントロールも含まれます。診断環境を整えやすいことで日々の診断業務がしやすくなりますよ。
このような2つの理由からカラーサロン選びのコツを解説してみました!
選ばれるパーソナルカラーノウハウを学んでみませんか!
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