あなたも持っている
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとは、あなたが持って生まれた肌の色や瞳の色、髪色などの”色”に最も調和するカラーグループです。
肌や瞳の色は一見他の人と似ているように見えて各パーツの色の濃淡やツヤ感、輝度、瞳の白目と黒目のコントラストの強弱など実は細かな要素で人とは違いがあります。
パーソナルカラーの分野では肌色や瞳・髪色などを含めた全体の色を『色素特性(しきそとくせい)の差がある』と表現します。
おひとりずつ異なる色素特性に対して、発色良く肌に映えたり、輪郭をしっかり際立たせたりと相対的にプラスの印象をもたらしてくれる色。ビジュアル的にも美的効果を感じさせる色=いわゆる「似合う色」です。
狭い意味では「似合う色」のこと。 パーソナルカラーはアメリカから日本へ伝わった考え方で、似合う色の範囲を「4シーズン:春・夏・秋・冬」のグループに分け、その中から似合う色のグループをアドバイスするというものです。
【引用:NPO日本パーソナルカラー協会】
ちなみに、アメリカでは1940年代にはすでにカラーコンサルタントという職業が存在していました。
それが1960年代に白黒テレビ→カラーテレビへの転換を機に色彩への関心が高まり、イメージコンサルタントという職業で政治家や経営者などのイメージアップに陰から支える立場として活躍しました。
1980年代前半にはアメリカから日本にイメージコンサルタントが招聘されたり、翻訳された専門書籍が日本で発売されるなどあり、今日のパーソナルカラーが広まるきっかけになっていると考えられています。
その後1997年、日本色彩学会においてパーソナルカラー研究所が発足し、全体の統制を行いつつ普及発展に多大な影響を及ぼし、今日のような状況に至っています。
この研究会は、パーソナルカラーに関する知識を交換し、パーソナルカラーに関する色彩学的研究を通じて会員の色彩に関する学術・技術の向上を図るとともに、パーソナルカラーの理念と方法論及び研究成果の普及を目的としています。
【引用:日本色彩学会】
どっちがキレイ?
色が似合って見えるワケ
上の画像をご覧ください。
四角の中の小さなオレンジ色の正方形はどちらも全く同じ色です。ですが左右で違う色に見えませんか?
これは右と左でそれぞれ色の違う大きな正方形に囲まれていることで、中のオレンジの色の見え方に変化が起こっているんです。
中央の正方形=顔、周りの正方形=髪の色と考えたり、中央の正方形=顔、周りの正方形=洋服と置き換えてよく使われる説明が【同化と対比】という現象です。
周りの大きな正方形の色が中央の正方形の色の見え方に影響を及ぼし、見た目の色を変えてしまうのです。
この2つの差によって対比の現象が起こり、顔色が黄ばんで見えてしまったり、顔色が悪く見えてしまう状態になる可能性があります。反対に同化が起こると2つの色馴染むことで、さらに明るく見えるなどプラスの効果も考えられるということが分かっています。
上の例は色相対比を示したものですが、対比には明度対比や彩度対比などそれぞれの特徴(相性)によりプラス・マイナスの現象が起こることが分かっています。
「色が合うとお肌がキレイに映る」という根拠はこのような色の持っている特性にあるのです。
カラータイプは主に
春夏秋冬4シーズンに分けられます
一般的にパーソナルカラーのタイプ(傾向)は、ベースカラーで大別され、さらに春/スプリング、夏/サマー、秋/オータム、冬/ウインターと4つの季節になぞらえたグループで分けられます。
※最もベーシックなフォーシーズン分類法がこれにあたります。
もし自分のカラータイプを見つけてみたいなら、パーソナルカラーの4タイプ無料診断もご覧になってください!
パーソナルカラーがもたらす効果とは
パーソナルカラーを知る美的メリットは沢山!似合う色がもたらす効果は本当に幅広くあります。
- お肌への効果
- 血色や透明感が感じられる
- 顔色が明るく見えやすい
- お顔立ちの印象効果
- 肌ツヤが良く見えることでハリのある生き生きとした印象に
- メイクでの効果
- メイクの色馴染みが良くキレイに発色して見える
- 赤みやシミ、クマなどを目立ちにくくする
- 肌に合うベースメイクの仕上げから素肌感がアップ
- ファッションへの効果
- 自分らしい色ルールが分かるためコーディネート上手になれる
- メイクとファッションの均整の取れたセンスの良さが感じられる
- こんな効果も
- 洋服・化粧品などお買いものでムダに悩まなくなる
- ヘアカラーが馴染んで見える
数秒で決まる「第一印象」への効果
パーソナルカラーがもたらすメリットのトータル的な意味合いとして良い第一印象作りが挙げられます。
人間の情報量の半分以上は視覚から入ると言われ、対人関係における印象形成は男女に関係なく見た目からの情報が大きく影響します。
しかもその好き嫌いの判断はわずか数秒。アッという間に決まってしまうと言われています。
そのようないわゆる「パッと見」の段階で似合う色による顔色の良さや肌の明るさ、若々しくイキイキとした雰囲気、女性ならメイク馴染みが良く自然な美しさ、といった好印象を与えやすくなります。
数秒のあいだに決まってしまう第一印象ではあなたの色素特性を分析するパーソナルカラー診断は役立ちます。
パーソナルカラーの見分け方ポイント
では実際にプロのカラーコンサルタント(パーソナルカラーリスト・カラリストも同義)はどんなポイントから見分けていくのかをご紹介します。
パーツごとの色をサンプルと照らし合わせながら確認をする方法とドレーピング(色のついた布を当てて変化を確認する)の2種を組み合わせて分析を行います。
ポイント①:肌色
貴女の肌色はどんな色ですか?色白、標準肌、小麦肌・・肌色を表す言葉は色々ありますね。そんな言葉ではあいまいな部分をしっかりと明確にしていくことから始まります。
肌の明るさの表
bright
bright
natural
natural
dark
dark
明るい肌
標準の明るさ
濃い暗い
© Felice
色が白い/標準/ヘルシー肌などで表されるのは肌の色の明るさを指しています。これは色でなく明るさを探すステップのポイントの1つになります。パーソナルカラーを見つける上でとても大きな材料になるんですね。
ポイント②:瞳の色
瞳の色・・白目(強膜)と黒目(虹彩)の色素も人それぞれ。瞳の色は一見似たように見えるかもしれませんが実はカラバリ豊富です。
白目(強膜)・・
青白さを感じる白/オフホワイト/黄みがかった白など、言葉にするとなんだか極端に聞こえてしまいますが、ここには意外なほどの個人差があるんです。
黒目(虹彩)・・
日本人は茶系~黒色の人がほとんどと言われていますが、実は明るめブラウン・こげ茶・わずかに緑がかった茶色など、想像以上に多彩な異なりがあります。その原因はメラニン色素量の差になります。
虹彩は目の色にも関係しています。目の色は茶色・青色・グレーや緑色と多彩で、虹彩に含まれるメラニン色素の量によって変わってきます。メラニン色素は有害な紫外線から身体を守る役目を持っている色素です。
【参考引用】参天製薬
ポイント③:髪の毛の色や質感
肌色と相性の良いヘアカラーを見つけていきます。地毛の状態での髪色も個性のひとつ。髪の毛の色素特性もパーソナルカラーを知るための手掛かりになります。
ヘアカラーサンプル
hair1
hair2
hair3
hair4
hair5
© Felice
カラーリングしている方の場合は根本の地毛を確認したり、カラーをされた時期などを伺います。
カラーリングをされた状態でもドレーピングにより色の映り方で見え方の変化が起こります。その変化の仕方を確認して似合うヘアカラーを導き出していきます。
白髪染めをされている方も同様の基準です。カラーコンサルタントなど色の専門家なら髪色を見ればカラーリングされた状態でも元の色は判断できます。
パーソナルカラーとイエベブルベの関係とは?
《イエベブルベはパーソナルカラーのひとつの要素》
イエローベース/ブルーベースといったベースカラータイプはパーソナルカラーを判定するひとつの要素になります。
男女・大人子供に関係なくすべての人に肌や瞳・髪色など全体の色素に特徴があります。その肌色・瞳の色・髪色など色素傾向の中でも”色相”(色の種類や系統のこと)を区分したものがベースカラー判定です。
ベースカラーが黄系統の傾向が強いタイプか青系統の傾向が強いタイプなのかを判定して診ていきます。最近ではイエベブルベと呼ばれ、美容ワードとしておなじみですよね。
その判定をベースに、肌色の明度や透明感、質感など色感を診ていき、さらに何十枚というあらゆる色の布をあてる「ドレーピング」によって、色の調和判定から血色が美しく見える明度や彩度の分析診断していくことで、春・夏・秋・冬などシーズンになぞらえたカラータイプに分類していきます。
イエローベースの特徴
イエベタイプはパーソナルカラーシーズンタイプでは・・スプリング/春タイプまたはオータム/秋タイプに大別されます。黄色を含む色(たとえばオレンジ系、コーラル系、ブラウン系)との相性が良く、女性らしく親しみやすい雰囲気に。
ブルーベースの特徴
ブルベタイプはパーソナルカラーシーズンタイプでは・・サマー/夏タイプまたはウインター/冬タイプに大別されます。青みを含む色(たとえば、バーガンディ、ローズ系、ブルー系、モノトーン)との相性が良く、上品で洗練された雰囲気に。
【関連記事】イエベ・ブルベに似合うメイク色など詳しく紹介
パーソナルカラー診断で分かるアドバイス
パーソナルカラーは単に似合う色似合わない色の判別だけでなく、髪の色や洋服選び・コーディネートなど身の回りのあらゆるビューティーファクトにも。
メイクアップ、化粧品やファッション選びはもちろん、気になるヘアカラーのチョイスやネイルカラーなど細かいビューティーケアにまでとても役立ちます。
- 顔色を明るく見せてくれるヘアカラー選び
- 一日中キレイが続くベースメイクの色ルール
- ポイントメイクのコスメ選び
- 似合うネイルカラー(色サンプルもご用意)
- ファッション全体の色のラインナップ
- ベストカラー選定
- スーツ・和装などのTPO別のアイテム
主に役立つビューティーケア内容だけでも、これほど活かすことができます。 髪色から洋服、ネイルなど細かな部分まで把握して頂くことでセンス良く貴女の魅力アップにつながります。
パーソナルカラーは個性そのもの
誰とも全く同じではない瞳の色・肌色・髪色などカラーの特徴。
そんなわずかな差でもしっかり分析して似合う色の傾向を見つけることでファッションやメイクにあなただけの美しさを引き出すことが可能になります。
貴女らしい色彩を取り入れることで自然と外見力を磨くことにつながります。
パーソナルカラー=個性を分析して、見た目に合うカラーファッションやメイクを身に付ければ、貴女らしい色使いをもっと楽しめます。
パーソナルカラー診断を受けてみましょう
【東京新宿・フェリーチェ】では、春夏秋冬の4タイプ分類はもちろん、「私はどのヘアカラーが似合うの?」「○○色のヘアカラーがお似合いですよ」といった実用的なアドバイスもしっかり行っています。
貴女をもっと好印象スタイルに
好感度アップ・愛されメイク、そんな言葉を見かけることも多いですが情報が多すぎて何から活用すれば良いか迷われるのではないでしょうか。
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