今回は『パーソナルカラー資格☆色彩活用パーソナルカラー検定って?』がテーマです。
今回は具体的にお伝えします。
簡単に取れるの?意味あるの?という点が一番気になっているのではないかと思います。
色彩活用パーソナルカラー検定
色彩活用パーソナルカラー検定は、一般社団法人日本カラーコーディネート協会が主催団体です。
協会HPによると、
パーソナルカラーは、色の分類方法や判断基準が異なるいくつかの流派がありますが、
J-colorではどの流派でも共通する理論を基礎から応用まで総合的に学ぶことができます。
と書かれています。
実際、3級と2級については他のパーソナルカラー資格の取得にも役立つような通じる内容がありました。
1級まで考えてみると、パーソナルカラーの基本的な知識だけでなく、色彩全般の知識やお客様対応を想定したテキストが特徴的です。
色を仕事にする人向けの内容なので、色を学んでいる方なら一度は取得を検討される資格ではないでしょうか。
色彩活用パーソナルカラー検定は個人的な意見としては、
- 3級と2級は比較的やさしめ
- 1級だけ特にむずかしい
こんな印象を持っています。
1級になるとビジネス色が強くなります。
実際のカラー診断を想定したものなので、資格取得後の実務にも役立つ内容だと感じます。
戦略的色彩活用というワードが1級のポイントになっています。自己演出やブランディングの具体的手法に触れていくものです。
1級は2級合格が受験条件となっていますので、2級までの基本も出題範囲になっています。
総おさらいしているような出題範囲だったと記憶しています。
この一般社団法人日本カラーコーディネート協会は、ビギナーのカラーリストならメリットかもしれない点が1つあります。
検定合格後、協会のメンバーに加入すると、
不定期ですが協会が請け負った法人関連の仕事のアシスタントに入るチャンスがあります。
無償(ボランティア)もありますが、例えば大人数を相手に診断を一部担当出来るケースなどもあるんです。
新人のうちから経験できるなら、魅力的ではないでしょうか。
逆にデメリットになるかもしれない点では、「ファッションに特化した協会ではない」ということです。
私の知る限り、もともと幼児玩具の安全な色彩設計やお年寄りに安全な室内の配色など、暮らし全般を得意とする色の専門団体という印象を持っています。
そのためファッションに特化した協会ではありませんので、キラキラとした華やぎのようなものは感じづらいです。
ビジネスマンのスタイリストを目指すならこの資格も良さそうですが、
芸能界のスタイリストには足りないものがある、という印象が個人的な感想です。
ただパーソナルカラー診断のアドバイス内容が分かりやすく整理されたテキストなので、
テキストをチェックして頂くのはおすすめです。
◎追記(2022年6月)
テキスト改訂がその後行われています。
1級の内容が一部2級に含まれるようになりました。
簡単に言えば、2級が少しボリュームアップして、1級は総おさらいの意味で難易度変わらず。
とはいっても個人的には2級までは勉強すれば、独学でもなんとかなる範囲かなと思っています。